IHクッキングヒーターおすすめ7選|1口・2口の違いと失敗しない選び方2026年最新版




キッチンのコンロが1口しかないと、料理は必ずどこかで待ち時間が生まれます。味噌汁を温めている間は炒め物ができない。お湯を沸かしている間は何も進まない。私はこれを長いあいだ「そういうもの」だと思っていました。でも実際にIHクッキングヒーターを1台足したら、夕食の支度が15分ほど短くなったんです。

IHクッキングヒーター選びが難しいのは、同じ名前の商品に3つまったく違うものが混ざっているからです。数千円で買える卓上タイプ、1〜2万円の据置タイプ、そして10万円を超える工事が必要なビルトインタイプ。この3つが検索結果に並んで出てくるので、価格差の理由が分からないまま迷うことになります。さらに厄介なのが電源の問題です。家庭用コンセント(100V)で動くものと、専用の200V工事が要るものがあり、ここを間違えると買ってから設置できないことに気づきます。ここを最初に切り分けないと、レビューをいくら読んでも決まりません。

この記事では、工事不要でコンセントに挿すだけで使える100Vモデルに絞り、4,980円から19,800円まで7台を選び方とセットで紹介します。一人暮らしの1口からキッチンの主役になる2口まで入れました。2026年最新の価格をもとに、安い順に並べています。

この記事でわかること

  • 卓上・据置・ビルトインの3タイプと、工事が要るかどうかの見分け方
  • 100Vと200Vの違いで、買ってから設置できない失敗を避ける方法
  • 1口と2口はどちらを選ぶべきか|自炊の頻度で決まる話
  • 1400Wという数字が実際の料理でどれくらいの火力なのか
  • 鍋が使えるかどうかを買う前に確かめる方法
  • 4,980円〜19,800円で用途別に選んだおすすめ7台
目次

IHクッキングヒーターの選び方|失敗しない4つのポイント

① まずタイプを決める|卓上・据置・ビルトインで買い方が変わる

① まずタイプを決める|卓上・据置・ビルトインで買い方が変わる

最初に決めるのはタイプです。ここが決まっていないと、価格が4,980円から12万円まで並ぶ検索結果の中で永遠に迷います。IHクッキングヒーターは大きく3つに分かれます。卓上タイプはコンセントに挿すだけで使える持ち運べる1口のもの。据置タイプはキッチンのコンロ台に置いて使う2口以上のもの。ビルトインタイプはキッチンに埋め込む工事付きのものです。この記事で扱うのは前の2つ、つまり工事のいらない卓上と据置です。ビルトインは本体価格のほかに10万円前後の工事費がかかり、賃貸では基本的に選べません。卓上タイプが向くのは、コンロが1口しかないキッチンにもう1口足したい方、鍋料理を食卓でやりたい方、そして一人暮らしで最小限の自炊ができれば十分という方です。5,000円前後から買えて、使わないときはしまえます。据置タイプが向くのは、ガスコンロの跡地にそのまま置いて毎日のメイン調理に使いたい方です。2口あるので同時進行ができ、料理の段取りがまったく変わります。ただし奥行き50cm前後の設置スペースが必要で、しまう前提の道具ではありません。私の感覚では、週に3回以上自炊する方は据置の2口を、それ未満なら卓上の1口を足す形が合っています。迷ったら「これはメインのコンロになるのか、サブなのか」を自分に聞いてください。メインなら2口、サブなら1口。この一問で候補が半分以下に減ります。タイプが決まってから価格を見る。この順番を守ってください。

② 電源を確認する|100Vか200Vかで設置できるかが決まる

② 電源を確認する|100Vか200Vかで設置できるかが決まる

タイプの次は電源です。ここを飛ばすと、届いてから使えないことに気づきます。IHクッキングヒーターには、家庭の普通のコンセント(100V)で動くものと、専用の200V配線が必要なものがあります。200Vタイプは電気工事が前提なので、届いても挿すところがありません。この記事で紹介する7台はすべて100Vです。買ってその日から使えます。そのうえで、100Vには守るべき条件が1つあります。1400Wのモデルは消費電力が大きいので、延長コードやタコ足配線ではなく、壁のコンセントに直接挿してください。電子レンジや炊飯器と同じ回線で同時に使うとブレーカーが落ちます。これは製品の不良ではなく、家の回線の容量の問題です。特に古いアパートやワンルームでは、キッチン周りが1回線でまとめられていることがあります。IHと電子レンジを同時に使う生活を想定しているなら、買う前にブレーカーの分かれ方を見ておくと安心です。2口タイプを選ぶときは、2口合計の最大出力も見てください。多くのモデルは合計1400Wで、両方を強火にすると片方が自動的に絞られます。左右それぞれ1400Wずつ出ると思って買うと、期待とずれます。数字そのものより、自分の家の電気事情に合うかどうか。ここを確認してから注文ボタンを押してください。

③ 火力と操作部を見る|1400Wは実際どれくらい使えるのか

③ 火力と操作部を見る|1400Wは実際どれくらい使えるのか

スペック表でいちばん目立つのがW数です。100VのIHクッキングヒーターは、ほぼすべてが最大1400W。これは家庭用コンセントで出せる上限に近い数字で、メーカーが違っても大きくは変わりません。1400Wがどれくらいかというと、ガスコンロの中火から強火のあいだくらいです。1リットルのお湯なら5分ほどで沸き、炒め物も普通にできます。中華鍋を振って一気に炒めるような使い方には足りませんが、家庭の料理でこれが足りないと感じる場面はそう多くありません。むしろ差が出るのは火力調節の段階数です。安いモデルは5〜6段階、上位モデルは9段階前後あります。段階が細かいほど、弱火でコトコト煮る調理が安定します。カレーや煮込みをよく作る方は、ここを見てください。それから保温機能の有無も確認どころです。保温がついていれば、食卓で鍋を温かいまま保てます。逆に保温がないモデルは、最弱でも少し強く、鍋物がぐつぐつ煮詰まっていきます。操作部については、ダイヤル式かタッチパネル式かで好みが分かれます。タッチパネルは平らで拭き取りやすく、見た目もすっきりします。ダイヤル式は手元を見ずに調節でき、濡れた手でも反応します。私は掃除のしやすさを優先してタッチパネルを選びますが、料理中に何度も火加減を変える方はダイヤルのほうがストレスが少ないはずです。W数は横並び。差は調節の細かさと操作感に出ます。

④ 手持ちの鍋と安全機能|買ってから「使えない」を防ぐ

④ 手持ちの鍋と安全機能|買ってから「使えない」を防ぐ

最後に、意外と多い失敗の話をします。本体は届いたのに、家にある鍋がIHで使えなかった。これがいちばんもったいないパターンです。IHは鍋そのものを発熱させる仕組みなので、磁石がくっつく素材でないと反応しません。土鍋・アルミ鍋・銅鍋・ガラス鍋は基本的に使えません。確認方法は簡単で、鍋の底に磁石を当ててしっかりくっつけばIH対応です。鍋底の形も条件になります。IHは平らな面で熱を伝えるので、底が丸い中華鍋や、反り返って浮いている鍋は加熱されません。鍋底の直径も12cm以上あるものが目安で、小さすぎる鍋は認識されないことがあります。手持ちの鍋がほとんど使えないと分かった場合は、鍋がセットになった商品を選ぶのも手です。あとから買い足すより安く済むことが多いです。それから安全機能も見てください。切り忘れ自動OFF、空焚き防止、小物を置いたときに加熱しない機能。この3つは今の製品ならほぼ標準ですが、極端に安いモデルでは省かれていることがあります。加えてチャイルドロックがあると、小さいお子さんがいる家庭では安心感が違います。IHは炎が出ないぶん、動いていることが見た目で分かりにくい道具です。ロックと自動OFFは、その弱点を補うための機能だと考えてください。鍋と安全機能。この2つを確かめれば、買ってから困ることはほぼなくなります。

おすすめIHクッキングヒーター7選|2026年最新版

1. MAXZEN 卓上IHクッキングヒーター 1口 1400W|とにかく安く1口足したい人へ

1. MAXZEN 卓上IHクッキングヒーター 1口 1400W|とにかく安く1口足したい人へ
★★★★☆
3.9 / 5.0
タイプ 卓上・1口(工事不要/100V)
最大火力 1400W
主な機能 タイマー・揚げ物温度調節・切り忘れ防止
向く人 一人暮らし・まず1台試したい人
レビュー 110件・平均4.72(XPRICE楽天市場店)
参考価格 4,980円〜

IHクッキングヒーターを使ったことがない方が、最初の1台として選びやすいのがこの価格帯です。5,000円を切る値段で1400Wの火力があり、タイマーと揚げ物の温度調節まで付いています。私がこの一台を最初に挙げる理由は、IHが自分の料理に合うかどうかを確かめるのに向いているからです。IHは炎が出ないぶん、鍋を離すと加熱が止まるなどガスとは感覚が違います。その相性を4,980円で確かめられるのは大きいです。平均4.72という評価は7台のなかで最も高く、この価格を疑っている方の不安に対する答えになります。弱点は本体が軽いぶん安定感に欠けることで、重い鍋を片手で扱うと動きます。もうひとつ、火力調節の段階が上位モデルより粗いため、弱火でじっくり煮る料理では少し扱いにくいです。まずIHを試してみたい方への一台です。

✅ メリット

  • 5,000円を切る価格で、1400Wの火力とタイマーが手に入る
  • 揚げ物の温度調節に対応し、鍋物以外にも使える
  • 平均4.72と、7台のなかで最も高い評価がついている

❌ デメリット

  • 本体が軽く、重い鍋を片手で動かすと本体もずれやすい
  • 火力調節の段階が粗く、弱火でじっくり煮る料理には向かない

📝 著者の評価

「まず必要か試したい」方に。7台のなかで最も価格が低く、IHとの相性を確かめる最初の一台にしやすいモデルです。

2. 山善 卓上IHクッキングヒーター YEN-S140|レビュー1,500件超えの定番

2. 山善 卓上IHクッキングヒーター YEN-S140|レビュー1,500件超えの定番
★★★★☆
4.3 / 5.0
タイプ 卓上・1口(工事不要/100V)
最大火力 1400W(1000Wモデルも選択可)
主な機能 揚げ物温度調節・保温・切り忘れ自動OFF
向く人 失敗したくない人・鍋物を食卓でやりたい人
レビュー 1,554件・平均4.48(くらしのeショップ)
参考価格 5,980円〜

安い買い物ほど、実際に使った人の数がものを言います。この一台のレビューは1,554件で、7台のなかで断然の数です。私がこの数字を重く見るのは、初期不良や耐久性の問題があれば1,000件を超えるレビューのどこかに必ず出てくるからです。そのうえで平均4.48を保っているというのは、当たり外れが少ない設計だという意味になります。保温機能がついているので、食卓で鍋をつつきながら温度を保つ使い方ができます。山善は生活家電を長く作ってきたメーカーで、取扱説明書やサポートの分かりやすさも安心材料です。弱点はデザインが実用一辺倒で、キッチンに出しっぱなしにすると生活感が出ること。もうひとつ、天板のプリントが使い込むうちに薄くなるという声があり、見た目の経年変化は上位モデルより早めです。安く買いたいけれど失敗はしたくない、という方への一台です。

✅ メリット

  • 1,554件のレビューがあり、当たり外れの少なさが数で裏づけられている
  • 保温機能があり、食卓で鍋を温かいまま保てる
  • 6,000円を切る価格で、揚げ物の温度調節まで備えている

❌ デメリット

  • デザインが実用一辺倒で、出しっぱなしにすると生活感が出る
  • 天板のプリントが使い込むうちに薄くなるという声がある

📝 著者の評価

「安く買いたいが外したくない」方に。7台のなかで、実際に使った人の数がいちばん多い安心感のある一台です。

3. アイリスオーヤマ IHK-T391 鍋セット|IH対応の鍋まで一度に揃う

3. アイリスオーヤマ IHK-T391 鍋セット|IH対応の鍋まで一度に揃う
★★★★☆
4.0 / 5.0
タイプ 卓上・1口(工事不要/100V)
最大火力 1400W
付属品 IH対応の鍋がセット(買い足し不要)
向く人 新生活を始める人・IH対応鍋を持っていない人
レビュー 150件・平均4.27(キッチン・雑貨の店 ラクチーナ!)
参考価格 10,530円〜

選び方のポイント④で書いた「家の鍋が使えない」問題を、買った時点で解決してしまうのがこの一台です。IH対応の鍋がセットになっているので、届いたその日から調理が始められます。私がこの構成を評価するのは、鍋をあとから買い足すと結局1万円近くかかるからです。本体とセットで10,530円なら、別々に揃えるより安く収まります。ガラストップの薄型なので、使わないときは立てて収納できるのも一人暮らしには効きます。アイリスオーヤマは新生活家電の品揃えが広く、同じシリーズで他の家電を揃えやすいのも実務的です。弱点は、付属の鍋があくまで入門用のサイズと厚みで、本格的に自炊を続けると物足りなくなること。もうひとつ、平均4.27は7台のなかでは中位で、火力調節の反応にばらつきを指摘するレビューが見られます。これから自炊を始める方・鍋から揃えたい方への一台です。

✅ メリット

  • IH対応の鍋が付属し、届いたその日から調理を始められる
  • 本体と鍋を別々に買うより合計金額が安く収まる
  • ガラストップの薄型で、使わないときは立てて収納できる

❌ デメリット

  • 付属の鍋は入門用のサイズと厚みで、自炊を続けると物足りなくなる
  • 火力調節の反応にばらつきを指摘するレビューが見られる

📝 著者の評価

「IH対応の鍋を持っていない」方に。7台のなかで、買い足しゼロで調理を始められる唯一の一台です。

4. パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34-K|長く使うならここが基準になる

⭐ mono+イチ推し
4. パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34-K|長く使うならここが基準になる
★★★★★
4.7 / 5.0
タイプ 卓上・1口(工事不要/100V)
最大火力 1400W・火力調節は細かめの多段階
特長 国内大手メーカー製・部品と修理の窓口がある
向く人 毎日使う人・10年単位で使いたい人
レビュー 179件・平均4.56(ヤマダ電機 楽天市場店)
参考価格 11,807円〜

毎日使うものにお金をかけるなら、迷わずこれです。5,000円のIHと12,000円のIHで、沸くまでの時間はほとんど変わりません。差が出るのは火加減の安定と、何年使えるかです。安いモデルは弱火にすると加熱と停止を繰り返して温度が上下しますが、この一台は火力の切り替わりが細かく、煮込みが安定します。そして国内大手メーカー製なので、数年後に不調が出ても修理と部品交換の窓口があります。安い製品は壊れた時点で買い直す前提で、そのたびに新品価格を払い続けることになります。私が「安物は結局高くつく」と言うのは、この買い直しのコストを含めた話です。179件・平均4.56という評価は、卓上IHとしてはかなり高い水準で、長く使った人の満足度が反映されています。弱点は7台のなかで1口タイプとしては高価なこと。もうひとつ、機能がシンプルで、揚げ物の自動温度管理などの付加機能は安いモデルのほうが多いくらいです。

✅ メリット

  • 火力の切り替わりが細かく、弱火の煮込みで温度が安定する
  • 国内大手メーカー製で、修理と部品交換の窓口がはっきりしている
  • 179件・平均4.56と、長く使った人の評価が高い

❌ デメリット

  • 1口タイプとしては高価で、試しに買う価格帯ではない
  • 機能がシンプルで、付加機能の数では安いモデルに劣る

📝 著者の評価

「毎日使うから長く持たせたい」方に。7台のなかで、買い直しのコストまで含めていちばん安くつく一台です。

5. SKJAPAN 2口IHクッキングヒーター SKJ-YA142H|2口をいちばん安く手に入れる

5. SKJAPAN 2口IHクッキングヒーター SKJ-YA142H|2口をいちばん安く手に入れる
★★★★☆
4.0 / 5.0
タイプ 卓上・2口(工事不要/100V)
最大火力 1400W(2口合計)
設置 コンロ台に置くだけ・工事不要
向く人 予算を抑えて2口にしたい人
レビュー 81件・平均4.33(addmore)
参考価格 13,300円〜

1口から2口に変えたときの体感差は、価格差以上に大きいです。味噌汁を温めながら炒め物ができるというだけで、夕食の支度の組み立てが変わります。この一台を挙げるのは、2口タイプとしていちばん手の届きやすい価格だからです。13,300円は、上の1口モデル(パナソニック)に1,500円ほど足すだけの金額で、そこで口数が倍になります。工事不要で、既存のコンロ台にそのまま置けるので、賃貸でも導入のハードルがありません。天板がフラットなので拭き掃除も簡単です。弱点は2口合計で1400Wという制約で、両方を同時に強火にはできません。片方を強くすればもう片方が絞られる設計です。もうひとつ、81件というレビュー数は上位モデルより少なく、長期使用の情報がまだ集まりきっていない点は割り引いて考えてください。予算を抑えて2口にしたい方への一台です。

✅ メリット

  • 2口タイプとして最も手が届きやすい価格帯にある
  • 工事不要でコンロ台に置くだけ、賃貸でも導入できる
  • 天板がフラットで、拭き掃除が一拭きで終わる

❌ デメリット

  • 2口合計1400Wのため、両方を同時に強火にはできない
  • レビュー81件と情報が少なく、長期使用の評価が読みにくい

📝 著者の評価

「2口にしたいが予算は抑えたい」方に。7台のなかで、口数を増やす費用がいちばん小さい一台です。

6. アイリスオーヤマ 2口IHクッキングヒーター IHK-WT41-B|キッチンの主役になる据置2口

⭐ mono+イチ推し
6. アイリスオーヤマ 2口IHクッキングヒーター IHK-WT41-B|キッチンの主役になる据置2口
★★★★★
4.5 / 5.0
タイプ 据置・2口(工事不要/100V)
最大火力 1400W(2口合計)
設置 スタンド付き・コンロ台に置くだけ
向く人 週3回以上自炊する人・ガスコンロの置き換え
レビュー 402件・平均4.31(便利生活 マイルーム)
参考価格 14,800円〜

毎日自炊する方が最終的に行き着くのが、この据置2口です。卓上IHとの本当の違いは口数ではなく、しまわなくていいことです。出し入れが要らない道具は使用頻度が上がり、使用頻度が上がると料理そのものが続きます。スタンド付きなので、ガスコンロを外した跡地にそのまま設置でき、工事は要りません。賃貸でコンロが1口しかない部屋でも、退去時に元に戻せる形で2口キッチンにできます。ここが据置タイプの最大の価値です。402件という7台で最多クラスのレビュー数を、平均4.31で保っているのも選びやすさにつながります。フラット天板なので、吹きこぼれても一拭きで終わります。ガスのように五徳を外して洗う作業が消えるのは、毎日のことなので想像以上に効きます。弱点は2口合計1400Wの制約で、両方を同時に最大火力にはできないこと。もうひとつ、設置に奥行き50cm前後のスペースが必要で、小さなキッチンではシンクの作業スペースを削ることになります。

✅ メリット

  • スタンド付きで、ガスコンロの跡地に工事なしで置き換えられる
  • しまう必要がないので使用頻度が上がり、自炊が続きやすい
  • 402件のレビューを平均4.31で保っており、選びやすい

❌ デメリット

  • 2口合計1400Wのため、両方を同時に最大火力にはできない
  • 奥行き50cm前後の設置スペースが必要で、狭いキッチンでは作業台を削る

📝 著者の評価

「毎日料理をする」方に。7台のなかで、キッチンのメインコンロとして最も現実的に選べる一台です。

7. 山善 脚付き2口IHクッキングヒーター YQY-889|置き場所を選ばない自立タイプ

7. 山善 脚付き2口IHクッキングヒーター YQY-889|置き場所を選ばない自立タイプ
★★★★☆
4.2 / 5.0
タイプ 据置・2口・脚付き(工事不要/100V)
最大火力 1400W(2口合計)
特長 薄型・静音設計・脚で本体が浮く構造
向く人 動作音が気になる人・天板下の掃除をしたい人
レビュー 180件・平均4.32(くらしのeショップ)
参考価格 19,800円〜

IHで意外と語られないのが動作音です。IHは内部の冷却ファンが回るので、調理中はずっと低い音が出ています。ワンルームで生活空間とキッチンが同じ部屋なら、この音は毎日耳に入ります。この一台を挙げるのは、静音設計を明確にうたっている数少ないモデルだからです。脚付きで本体が数センチ浮く構造なので、下に手が入って掃除ができ、コンロ台に熱がこもりにくいのも利点です。薄型なので、設置したときの圧迫感も据置タイプのなかでは軽いほうです。山善の2口としては上位にあたる位置づけで、180件・平均4.32と実績も十分です。弱点は7台のなかで最も高価なこと。2口という条件だけなら、13,300円のSKJAPANでも満たせます。もうひとつ、脚があるぶん設置後の総高さが増すので、上に吊り戸棚があるキッチンでは鍋を持ち上げる余裕を測っておく必要があります。音や掃除のしやすさまで求める方への一台です。

✅ メリット

  • 静音設計で、ワンルームでも動作音が気になりにくい
  • 脚付きで本体が浮き、下に手を入れて掃除ができる
  • 薄型なので、据置タイプのなかでは設置後の圧迫感が軽い

❌ デメリット

  • 7台のなかで最も高価で、2口が目的だけなら割高になる
  • 脚のぶん総高さが増し、吊り戸棚のあるキッチンでは余裕の確認が要る

📝 著者の評価

「キッチンと居室が同じ部屋」の方に。7台のなかで、動作音と掃除のしやすさにいちばん配慮された一台です。

7選を一覧で比較

商品名 タイプ 口数 最大火力 評価 価格目安 こんな人向け
MAXZEN 卓上IH 卓上 1口 1400W ★★★★☆ 4,980円〜 まず1台試してみたい人
山善 YEN-S140 卓上 1口 1400W ★★★★☆ 5,980円〜 安く買いたいが失敗はしたくない人
アイリスオーヤマ IHK-T391 鍋セット 卓上 1口 1400W ★★★★☆ 10,530円〜 IH対応の鍋を持っていない人
パナソニック KZ-PH34-K 卓上 1口 1400W ★★★★★ 11,807円〜 毎日使い、長く持たせたい人
SKJAPAN SKJ-YA142H 卓上 2口 1400W(合計) ★★★★☆ 13,300円〜 予算を抑えて2口にしたい人
アイリスオーヤマ IHK-WT41-B 据置 2口 1400W(合計) ★★★★★ 14,800円〜 週3回以上自炊する人
山善 YQY-889 脚付き2口 据置 2口 1400W(合計) ★★★★☆ 19,800円〜 動作音や掃除のしやすさも重視する人

👤 著者の総合評価

毎日使うメインにするなら

アイリスオーヤマ 2口IHクッキングヒーター IHK-WT41-B です。据置2口の価値は口数そのものより、しまわなくていいことにあります。出し入れが要らない道具は使用頻度が上がり、結果として自炊が続きます。スタンド付きで工事もいらないので、賃貸のままガスコンロを2口IHに置き換えられます。週に3回以上台所に立つなら、ここが基準です。

1口をいい物で揃えるなら

パナソニック 卓上IH調理器 KZ-PH34-K をおすすめします。沸くまでの時間は安いモデルと変わりませんが、弱火の安定感と、壊れたときに修理できるかどうかが違います。安い製品は不調が出た時点で買い直す前提になり、そのたびに新品価格を払います。長く使う道具として見ると、こちらのほうが安く収まります。

まず試してみたいなら

山善 卓上IHクッキングヒーター YEN-S140 です。1,554件のレビューを平均4.48で保っている定番で、当たり外れの少なさが数で裏づけられています。保温機能があるので食卓の鍋物にも使え、6,000円弱でIHが自分の料理に合うかを確かめられます。合わなければ鍋用のサブに回せる価格帯です。

買う前に確認したいチェックリスト

  • メインのコンロにするのか、サブで1口足すのかを決めたか
  • 卓上・据置・ビルトインのどのタイプかを確認したか(工事の有無)
  • 電源が100Vか200Vかを確認したか(200Vは工事が必要)
  • 設置する場所のコンセントが、延長コードなしで届くか
  • 電子レンジや炊飯器と同じ回線で同時に使わない使い方ができるか
  • 手持ちの鍋の底に磁石がくっつくか確かめたか
  • 鍋底が平らで、直径12cm以上あるか
  • 2口を選ぶなら、奥行き50cm前後の設置スペースがあるか
  • 切り忘れ自動OFF・空焚き防止・チャイルドロックがあるか

まとめ|IHクッキングヒーターは「タイプ」と「電源」を先に決める

IHクッキングヒーター選びで迷うのは、4,980円から12万円までが同じ検索結果に並ぶからです。だから順番を変えてください。まず、メインにするのかサブにするのかでタイプを決める。次に、100Vで工事がいらないことを確認する。そして手持ちの鍋に磁石がくっつくか確かめる。最後に火力調節の細かさと安全機能を見る。この4段階を通せば、買ってから設置できない、鍋が使えないという失敗はなくなります。

今回の7台は4,980円から19,800円まで、1口の入門機から据置の2口まで幅を持たせました。安いIHと高いIHで、お湯が沸く速さはほとんど変わりません。差が出るのは弱火の安定と、何年使えるかです。毎日使うなら据置2口、1口をいい物で揃えるならパナソニック、まず試すなら山善。この3つを軸に考えれば大きく外しません。まずは自分のキッチンで、何口あれば料理が楽になるかを数えるところから始めてみてください。

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