朝、脱衣所の扉を開けた瞬間に身体がすくむ。デスクに座っていると、上半身は平気なのに足首から下だけが冷えていく。エアコンはつけているのに、その一箇所だけがどうしても寒い。そこで「小さいヒーターでも買うか」と検索を始めたものの、3,000円台から3万円近くまで並んでいて、何が違うのか分からないまま画面を閉じた——という方は多いはずです。
先に結論を言います。セラミックヒーターは「部屋を暖める機械」ではありません。人と、狭い空間を、短時間で暖める機械です。ここを取り違えると、リビング用に買って「ぜんぜん暖まらない」と後悔することになります。だから選ぶ順番はこうです。①どこに置くかを先に決める ②その場所に必要なW数を決める ③つけっぱなしを止めてくれる仕組みがあるかを見る。この3つを順に潰していけば、候補は自然に2〜3台まで絞れます。スペック表を読み比べる作業は、そのあとで構いません。
この記事では、3,260円から25,800円まで7台を、置き場所と役割ごとに分けて紹介します。脱衣所に一台だけ欲しい方から、リビングのサブ暖房まで想定しました。2026年最新の価格をもとに、安い順に並べています。
この記事でわかること
- セラミックヒーターで「部屋が暖まらない」と感じる本当の理由
- 置き場所別に必要なW数の決め方(400W・600W・1200Wの使い分け)
- 1時間あたりの電気代をその場で計算する方法
- 人感センサー・転倒オフ・チャイルドロックのうち、自分に必要なものの見分け方
- 買う前に確認しておきたいチェックリスト
- 3,260円〜25,800円で置き場所別に選んだおすすめ7台
目次
セラミックヒーターの選び方|失敗しない4つのポイント
① 商品より先に「どこに置くか」を決める
① 商品より先に「どこに置くか」を決める
ここを飛ばすから失敗します。セラミックヒーターは、電気で発熱体を温めてファンで風を送る仕組みです。石油ストーブやエアコンのように空間の空気全体を暖める力はありません。届く範囲は、風が当たる正面の狭い範囲だけだと考えてください。この前提を押さえておけば、「12畳のリビングのメイン暖房にする」という買い方が最初から消えます。逆に、得意な場所ははっきりしています。脱衣所・トイレ・洗面所のような数畳以下の狭い空間、そしてデスクの足元や台所の立ち位置のような「人の居場所が決まっている一点」です。狭いほど、短時間ほど、この機械は強くなります。置き場所が決まると、必要なサイズも自動的に決まります。脱衣所なら床置きで邪魔にならない縦長タイプ、デスク下なら足で蹴らない小型、洗面所で床が濡れる可能性があるなら壁掛けか防滴仕様。ここまで絞ってから商品を見ると、比べるべき相手は数台しか残りません。先に売り場を見ると、風量や機能の多さで目移りします。順番として、置き場所が最初です。
② W数は部屋の広さではなく「使う時間」で決める
② W数は部屋の広さではなく「使う時間」で決める
ここが電気代に直結します。セラミックヒーターの出力は、おおよそ400W・600W・1200Wの3段階に分かれます。W数が大きいほど早く・強く暖まりますが、消費する電力もそのまま比例します。だから「大は小を兼ねる」という選び方が、この製品ではいちばん損をします。計算はとても簡単です。1200Wを1時間使えば1.2kWh。電気料金を1kWhあたり31円とすると、1時間あたり約37円です。600Wなら約19円、400Wなら約12円になります。脱衣所で朝晩10分ずつ使う程度なら1200Wでも月300円前後ですが、デスク下で毎日8時間つけっぱなしにすると1200Wでは月9,000円近くかかります。だから目安はこうです。使う時間が10〜20分と短いなら1200Wで一気に暖める。1日数時間つけ続けるなら400〜600Wで、こたつや電気毛布のように「弱く長く」使う。この2択で考えてください。もうひとつ確認すべきなのが、出力を切り替えられるかどうかです。1200W固定の機種より、1200W/600Wのように二段階で選べる機種のほうが、同じ一台で両方の使い方をカバーできます。最初の数分だけ強、あとは弱。これができると電気代の伸び方がまったく変わります。
③ 安全機能は「値段」ではなく「置き場所」で必要性が決まる
③ 安全機能は「値段」ではなく「置き場所」で必要性が決まる
高い機種を買えば安心、という話ではありません。セラミックヒーターの安全機能は大きく3つです。人がいなくなると自動で止まる人感センサー、倒れた瞬間に通電を切る転倒オフ、子どもが操作できないようにするチャイルドロック。どれが要るかは、置く場所と家族構成で変わります。人感センサーが効くのは、トイレ・脱衣所・玄関のように「いたりいなかったりする場所」です。ここは消し忘れがいちばん起きやすく、センサー付きにするだけで無駄な運転が消えます。逆にデスク下のようにずっと座っている場所では、センサーが途中で切れてかえって煩わしくなることもあります。転倒オフは、床置きするなら全機種で必須です。今は3,000円台の製品にもほぼ入っていますが、商品ページに明記がないものは避けてください。とくに脱衣所は足元が濡れていたりマットで不安定だったりするので、ここだけは妥協しないほうがいい部分です。チャイルドロックは、小さなお子さんやペットがいる家庭で意味を持ちます。吹き出し口は運転中かなり熱くなるので、触れない高さに置けるかどうかもあわせて考えてください。安全機能は、あとから足せません。買う前の一分で確認しておく価値があります。
④ 最後に効いてくるのは、音・大きさ・お手入れのしやすさ
④ 最後に効いてくるのは、音・大きさ・お手入れのしやすさ
スペックが同じでも、ここで使い続けられるかが分かれます。まず音です。セラミックヒーターはファンで風を送る構造なので、必ず動作音が出ます。脱衣所や洗面所なら気になりませんが、寝室や書斎に置くなら話が変わります。強運転にすると小型の扇風機に近い音量になる機種もあるので、静かな場所で使うなら出力を落として運転できるものを選んでください。次に大きさと形です。同じ600Wでも、デスクに載る卓上型、床に置く縦長型、壁に掛ける薄型ではまったく別物になります。買う前に、置きたい場所の幅と奥行きを実際に測っておくと失敗が減ります。とくにトイレや洗面所は数センチの差でドアに当たります。そしてお手入れです。ファンで空気を吸い込む以上、背面には必ずホコリが溜まります。フィルターが外せる機種なら掃除機で吸うだけで済みますが、外せない機種はホコリが溜まったまま運転することになり、風量が落ちて焦げたようなにおいの原因にもなります。商品ページで「フィルター着脱可」と書いてあるかを見ておいてください。あとは電源コードの長さです。2m前後が一般的ですが、脱衣所や洗面所はコンセントが高い位置にあることが多く、届かずに延長コードを買い足すことになりがちです。延長コードは容量の問題もあるので、できれば本体のコードだけで届く配置を考えておくのが安全です。ここまで見ておけば、届いてから後悔する要素はほぼ潰せます。
おすすめセラミックヒーター7選|2026年最新版
1. Mikirona セラミックヒーター 小型 1200W|脱衣所に一台、を最小の予算で
1. Mikirona セラミックヒーター 小型 1200W|脱衣所に一台、を最小の予算で
★★★★☆
4.0 / 5.0
| 置き場所 |
脱衣所・洗面所・足元 |
| 出力 |
1200W/2段階切替 |
| 安全機能 |
過熱保護・転倒オフ |
| レビュー |
1,190件・平均4.44(Mikirona) |
| 向く人 |
まず一台試したい人・短時間だけ使う人 |
| 参考価格 |
3,260円〜 |
選び方のポイント②で「使う時間が10〜20分と短いなら1200Wで一気に暖める」と書きましたが、その使い方にいちばん素直に当てはまるのがこれです。3,000円台で1200Wの速暖が手に入るので、朝の脱衣所と夜の入浴前だけ動かすという用途なら、これ以上の予算をかける理由がほとんどありません。2段階の切替があるので、暖まったあとに弱へ落とす運用もできます。1,190件のレビューで平均4.44という数字は、この価格帯としてはかなり安定しているところです。弱点は、人感センサーがないため消し忘れが自分の責任になること。もうひとつ、本体が軽いぶん風量を上げると多少の運転音が出ます。とりあえず寒い一箇所を今すぐ潰したい方への一台です。
✅ メリット
- 3,000円台で1200Wの速暖が手に入り、脱衣所を数分で暖められる
- 2段階切替があり、暖まったあとは弱に落として電気代を抑えられる
- 本体が小さく軽いので、使う場所へその都度持ち運べる
❌ デメリット
- 人感センサーがないため、消し忘れは自分で管理する必要がある
- 本体が軽く、風量を上げると運転音がやや目立つ
📝 著者の評価
「まず一台ためしたい」方に。7台のなかで、出した金額に対して体感が変わる度合いがいちばん大きい一台です。
2. RAKINO セラミックファンヒーター 400W 人感センサー付|デスク下を、つけっぱなしで使う
2. RAKINO セラミックファンヒーター 400W 人感センサー付|デスク下を、つけっぱなしで使う
★★★★☆
4.2 / 5.0
| 置き場所 |
デスク下・卓上・足元 |
| 出力 |
400W(1時間あたり約12円) |
| 安全機能 |
人感センサー・転倒オフ・角度調節 |
| レビュー |
751件・平均4.55(RAKINO楽天市場店) |
| 向く人 |
在宅ワークで長時間つけたい人・電気代を抑えたい人 |
| 参考価格 |
3,580円〜 |
選び方のポイント②で「1日数時間つけ続けるなら400〜600Wで弱く長く使う」と書きましたが、その考え方そのものの一台です。400Wなら1時間あたり約12円なので、在宅ワークで8時間つけても1日100円前後に収まります。1200W機で同じことをすると3倍かかるので、使う時間が長い場所ではこちらが正解です。角度を変えられるため、机の下に置いて足首へ斜めに当てる配置も作れます。人感センサーが付いているので、席を立ったまま忘れても勝手に止まります。弱点は、出力が低いぶん脱衣所のような広さのある空間には力不足なこと。もうひとつ、暖かさが穏やかなので「スイッチを入れた瞬間に熱い」という体感は期待できません。足元だけを一日中あたためたい方への一台です。
✅ メリット
- 400Wで1時間あたり約12円、長時間つけても電気代が伸びにくい
- 角度調節ができ、デスク下から足首へ狙って風を当てられる
- 人感センサー付きで、離席したまま忘れても自動で止まる
❌ デメリット
- 400Wのため、脱衣所のような空間を暖める用途には力不足
- 暖まり方が穏やかで、瞬間的な熱さを求める人には物足りない
📝 著者の評価
「机の下だけ寒い」方に。7台のなかで、つけっぱなしを前提にしたときの負担がいちばん軽い一台です。
3. アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター 人感センサー付 小型|迷ったときの基準になる一台
⭐ mono+イチ推し
3. アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター 人感センサー付 小型|迷ったときの基準になる一台
★★★★★
4.6 / 5.0
| 置き場所 |
脱衣所・洗面所・キッチン・寝室 |
| 出力 |
小型・速暖タイプ(切替式) |
| 安全機能 |
人感センサー・転倒オフ |
| レビュー |
4,071件・平均4.35(DENDEN) |
| 向く人 |
何を選べばいいか分からない人・家族で使う人 |
| 参考価格 |
4,980円〜 |
7台のなかで、いちばん多くの人に合うのがこれです。選び方のポイント③で「人感センサーが効くのは、いたりいなかったりする場所」と書きましたが、脱衣所や洗面所を想定するならこのクラスが基準になります。人が離れれば止まるので、家族の誰かが消し忘れても勝手に電気を使い続けません。レビューが4,071件積み上がって平均4.35という数字は、当たり外れが少ないことの裏づけになります。国内メーカーで交換部品や問い合わせ先がはっきりしているのも、数年使う家電としては効いてくる部分です。本体は小型で、洗面台の脇やキッチンの隅に置いても通路を塞ぎません。速暖タイプなので、朝の身支度の数分だけ動かすという使い方にも合います。弱点は、価格帯なりに風量が控えめで、広めの脱衣所だと正面から離れると体感が落ちること。もうひとつ、リモコンが付かないため、離れた位置から操作したい人には物足りません。
✅ メリット
- 人感センサーで自動的に止まり、家族の消し忘れを気にしなくていい
- 4,000件超のレビューで平均4.35と、当たり外れの少なさが読み取れる
- 小型で洗面台の脇やキッチンの隅に置いても通路を塞がない
❌ デメリット
- 風量が控えめで、広めの脱衣所では正面から離れると体感が落ちる
- リモコンが付かず、離れた位置からの操作はできない
📝 著者の評価
「まず外さない一台を」という方に。7台のなかで、価格と安心感のバランスがもっとも取れた一台です。
4. モダンデコ 薄型セラミックファンヒーター 人感センサー付|置き場所に困らない薄さ
4. モダンデコ 薄型セラミックファンヒーター 人感センサー付|置き場所に困らない薄さ
★★★★☆
4.4 / 5.0
| 置き場所 |
オフィス・足元・脱衣所・トイレ |
| 形状 |
薄型パネル・コンパクト |
| 安全機能 |
人感センサー・転倒オフ |
| レビュー |
14,734件・平均4.40(モダンデコ) |
| 向く人 |
置き場所が狭い人・見た目を気にする人 |
| 参考価格 |
5,999円〜 |
選び方のポイント④で「置きたい場所の幅と奥行きを実際に測っておく」と書きましたが、その測った数字が厳しかったときに候補に残るのがこれです。薄型パネル形状なので、洗面台の隙間やデスクの脇といった数センチしかない場所にも差し込めます。レビューが14,734件という数は今回の7台で突出していて、それだけ幅広い置き方が試されてきた製品だということでもあります。人感センサー付きで、トイレや玄関のような出入りの多い場所でも消し忘れが起きません。色とデザインが家電っぽくないので、リビングの隅に置いても浮きにくいところも実用的な利点です。弱点は、薄型ゆえに吹き出し口の面積が小さく、広い空間に向かないこと。もうひとつ、軽いので風量最大時は設置面が滑らかだとわずかに動くことがあります。置き場所の余裕がない方への一台です。
✅ メリット
- 薄型パネル形状で、洗面台の隙間やデスク脇にも差し込める
- レビュー14,734件と実績が多く、使われ方の情報を集めやすい
- 家電らしくないデザインで、リビングの隅に置いても浮かない
❌ デメリット
- 吹き出し口が小さく、広い空間を暖める用途には向かない
- 軽量なため、滑らかな床では風量最大時にわずかに動くことがある
📝 著者の評価
「置く隙間がない」方に。7台のなかで、設置場所の制約をいちばん受けにくい一台です。
5. 山善 セラミックヒーター HF-L122 1200W/700W|出力を切り替えて、一台で二役こなす
⭐ mono+イチ推し
5. 山善 セラミックヒーター HF-L122 1200W/700W|出力を切り替えて、一台で二役こなす
★★★★★
4.7 / 5.0
| 置き場所 |
脱衣所・寝室・足元(据え置き) |
| 出力 |
1200W/700W 出力2段階 |
| 安全機能 |
人感センサー・転倒オフ |
| レビュー |
5,845件・平均4.32(くらしのeショップ) |
| 向く人 |
速暖も長時間運転も両方したい人 |
| 参考価格 |
6,480円〜 |
セラミックヒーターに一台だけ予算をかけるなら、私が推すのはこれです。選び方のポイント②で「1200W固定より、二段階で選べる機種のほうが同じ一台で両方の使い方をカバーできる」と書きましたが、この一台はまさにそこを設計で解決しています。最初の数分は1200Wで一気に暖めて、そのあと700Wへ落として維持する。この運用ができると、体感を落とさずに電気代だけ下げられます。人感センサーも備えているので、脱衣所に置いて朝晩だけ使う運用にもそのまま合います。レビュー5,845件・平均4.32という実績は、長く売られ続けてきた定番であることの裏づけです。国内メーカーの製品で、取扱説明書やサポートの情報が手に入りやすいところも、毎冬出し入れする家電としては効いてきます。弱点は、この価格帯では珍しくリモコンが付かないこと。もうひとつ、1200Wで運転すると相応の動作音が出るため、寝室で就寝中つけっぱなしにする用途には向きません。
✅ メリット
- 1200Wで速暖、700Wで維持と、一台で使い分けられて電気代を抑えられる
- 人感センサー付きで、脱衣所の朝晩だけ使う運用にそのまま合う
- 国内メーカーの定番機種で、サポートや情報が手に入りやすい
❌ デメリット
- この価格帯にしてはリモコンが付かず、離れた場所から操作できない
- 1200W運転時は動作音が出るため、就寝中の使用には向かない
📝 著者の評価
「一台で全部まかないたい」方に。7台のなかで、使い方の幅がいちばん広い一台です。
6. 山善 壁掛けセラミックヒーター DFX-RK122(W)|脱衣所の床を、一切占領しない
6. 山善 壁掛けセラミックヒーター DFX-RK122(W)|脱衣所の床を、一切占領しない
★★★★☆
4.1 / 5.0
| 置き場所 |
脱衣所・洗面所・更衣室(壁掛け) |
| 形状 |
壁掛け・大風量タイプ |
| 安全機能 |
温度センサー付き・床に置かない設計 |
| レビュー |
122件・平均4.07(くらしのeショップ) |
| 向く人 |
脱衣所が狭い人・小さな子どもがいる家庭 |
| 参考価格 |
12,800円〜 |
選び方のポイント①で「洗面所で床が濡れる可能性があるなら壁掛けか防滴仕様」と書きましたが、その条件にまっすぐ応えるのがこれです。壁に取り付けるので、狭い脱衣所でも床面積をまったく使いません。バスマットや洗濯かごをよけて置く必要がなく、掃除のときに毎回どかす手間も消えます。高い位置から風が下りてくるため、部屋全体の温度が上がるのを待たずに身体へ直接当たるのも構造上の利点です。子どもやペットが吹き出し口に触れないという安心感も、床置きでは得られません。弱点は、取り付けに壁の下地確認とネジ止めが必要で、賃貸では設置できない場合があること。もうひとつ、一度付けたら場所を変えられないので、事前の位置決めがそのまま満足度になります。脱衣所に恒久的な解決を入れたい方への一台です。
✅ メリット
- 壁掛けのため床面積をまったく使わず、狭い脱衣所でも邪魔にならない
- 高い位置から風が下りるので、身体へ直接あたって待ち時間が短い
- 吹き出し口に子どもやペットが触れない高さに設置できる
❌ デメリット
- 壁の下地確認とネジ止めが必要で、賃貸では設置できないことがある
- 設置後は場所を変えられず、他の部屋へ持ち運べない
📝 著者の評価
「毎年おなじ場所が寒い」方に。7台のなかで、置き場所の悩みごと消せる唯一の一台です。
7. シャープ 加湿セラミックファンヒーター HX-TK12-W|暖房と乾燥対策を、一台にまとめる
7. シャープ 加湿セラミックファンヒーター HX-TK12-W|暖房と乾燥対策を、一台にまとめる
★★★★☆
4.3 / 5.0
| 置き場所 |
リビング・寝室(据え置き) |
| 出力 |
1200W・大風量 |
| 加湿 |
最大加湿量 約650mL/h |
| レビュー |
9件・平均4.56(くらしのeショップ) |
| 向く人 |
暖房で乾燥がつらい人・家電を増やしたくない人 |
| 参考価格 |
25,800円〜 |
セラミックヒーターにしっかり予算をかけるなら、最後に選ぶのがこの役割です。冬の悩みは寒さだけではなく、暖房で空気が乾くことでもあります。この一台は加湿機能を内蔵していて、最大で1時間あたり約650mLの加湿をしながら温風を出せます。ヒーターと加湿器を別々に置くと、コンセントも場所も二つ必要になりますが、これならひとつで済みます。プラズマクラスターを搭載していて、暖房を使わない時期も送風と加湿だけで通年使えるところも、価格に対する見方を変える部分です。弱点は、7台のなかで単価がいちばん高く、最初の一台には向かないこと。もうひとつ、加湿機能があるぶん給水とタンクの手入れが必要で、放置すると衛生面の問題が出ます。暖房と乾燥をまとめて解決したい方への一台です。
✅ メリット
- 暖房と加湿を一台でこなし、コンセントも置き場所も一つで済む
- 最大約650mL/hの加湿で、暖房中の乾燥を同時に抑えられる
- 暖房を使わない時期も送風・加湿として通年使える
❌ デメリット
- 7台のなかで単価がいちばん高く、最初の一台には向かない
- 給水とタンクの手入れが必要で、手間をかけられないと衛生面で問題が出る
📝 著者の評価
「冬になると喉をやられる」方に。7台のなかで、寒さ以外の不調にも効く唯一の一台です。
7選を一覧で比較
| 商品名 |
置き場所 |
出力 |
人感センサー |
評価 |
価格目安 |
こんな人向け |
| Mikirona セラミックヒーター 小型 1200W |
脱衣所・足元 |
1200W/2段階 |
なし |
★★★★☆ |
3,260円〜 |
まず一台試したい人 |
| RAKINO セラミックファンヒーター 400W |
デスク下・卓上 |
400W |
あり |
★★★★☆ |
3,580円〜 |
長時間つけたい人 |
| アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター 小型 |
脱衣所・洗面所 |
速暖・切替式 |
あり |
★★★★★ |
4,980円〜 |
何を選べばいいか分からない人 |
| モダンデコ 薄型セラミックファンヒーター |
オフィス・隙間 |
薄型パネル |
あり |
★★★★☆ |
5,999円〜 |
置き場所が狭い人 |
| 山善 セラミックヒーター HF-L122 |
脱衣所・寝室 |
1200W/700W |
あり |
★★★★★ |
6,480円〜 |
速暖も長時間も両方したい人 |
| 山善 壁掛けセラミックヒーター DFX-RK122(W) |
脱衣所(壁掛け) |
大風量 |
温度センサー |
★★★★☆ |
12,800円〜 |
脱衣所が狭い人 |
| シャープ 加湿セラミックファンヒーター HX-TK12-W |
リビング・寝室 |
1200W+加湿 |
Wセンサー |
★★★★☆ |
25,800円〜 |
暖房で乾燥がつらい人 |
👤 著者の総合評価
一台だけ買うなら
山善 セラミックヒーター HF-L122 です。1200Wで一気に暖めて700Wで維持するという使い分けが一台でできるので、脱衣所でもデスク下でも置き場所を変えながら使えます。人感センサーも付いていて、消し忘れの心配も残りません。迷ったらここから考えてください。
外したくない定番なら
アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター 人感センサー付 小型 をおすすめします。4,000件超のレビューで平均4.35という安定感があり、5,000円を切る価格で人感センサーまで入っています。脱衣所や洗面所に一台置くだけなら、これ以上の性能は必要ありません。
一日中つけるなら
RAKINO セラミックファンヒーター 400W 人感センサー付 です。在宅ワークで足元だけを長時間あたためるなら、1200W機を弱で使うよりこちらのほうが結果的に安く収まります。逆に、短時間で一気に暖めたい場所には力不足なので、そこは山善かアイリスオーヤマを選んでください。
買う前に確認したいチェックリスト
- どこに置くか(脱衣所・デスク下・トイレなど)を先に決めたか
- その場所で1日に何分使うかを見積もったか
- 使う時間からW数(400W・600W・1200W)を選び分けたか
- 1時間あたりの電気代を計算したか(W数×0.001×31円が目安)
- 出力を2段階以上で切り替えられる機種かを確認したか
- 人感センサーが必要な場所か、かえって邪魔になる場所かを判断したか
- 床置きするなら転倒オフ機能の記載があるかを確かめたか
- 置きたい場所の幅と奥行きを実際に測ったか
- フィルターが外せて掃除できる構造かを確認したか
- 電源コードの長さで延長コードなしに届くかを確かめたか
まとめ|セラミックヒーターは「置き場所」から選ぶ
セラミックヒーターで失敗するのは、売り場で商品から探し始めてしまうからです。順番を変えてください。まず、どこが寒いのかを一箇所に決める。次に、そこで1日に何分使うのかを考えてW数を選ぶ。そして最後に、消し忘れを止めてくれる仕組みが要るかどうかを判断する。この3段階を通せば、候補は自然に2〜3台まで減ります。
今回の7台は3,260円から25,800円まで、脱衣所からリビングまで役割を分けて並べました。高い機種が偉いわけではありません。差が出るのは、置き場所と使う時間に対して出力が合っているかどうかです。一台で全部まかなうなら山善のHF-L122、定番で外したくないならアイリスオーヤマ、一日中つけるならRAKINOの400W。この3つを軸に考えれば大きく外しません。まずは明日の朝、家のなかでいちばん寒いと感じた場所を一箇所だけ書き出すところから始めてみてください。
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